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IIOSS(Integrated Inter-exchangeable Object modeling and Simulation System for Opensource software environment)は、オープンソースのライセンスで公開されている、オブジェクト指向設計支援ツール、プロトタイピング開発環境およびコンポネント構築支援ツールです。
IIOSS は以下の 6つの機能(ファシリティ)から構成されるツール群を 提供しています。 これらのツールは、要求分析、設計、設計の検証、プロトタイピング といったソフトウェア開発を支援するものであり、これらのツールが お互いに連携することによってソフトウェア開発のプロセス全体を サポートします。
MEF はオブジェクト指向ソフトウェアプロセスにおける要求分析/定義、システム設計をサポートするツールであり、UML を用いたシステムの設計モデルを記述、編集するエディター機能を提供します。MEF は UML1.1 に準拠しており、以下に挙げる8種類のダイアグラムを編集することができます。
MEF はベースとしてカルフォルニア大学アーバイン校で開発されたオープンソースソフトウェアArgoUMLを利用しています。
MDF は、MEF などで編集された UMLモデルをシミュレーションし、検証・デバッグをインタラクティブに行える機能を提供します。MDF は MEFに統合される形で実装されており、MEF でモデルを編集しながらデバッグを行うことができます。MDF の機能を用いることで、ソフトウェア開発における初期の段階で問題点を見つけだすことができます。
MDF では、システムの動的な部分をモデリングする以下の振る舞い図をシミュレートすることができます。
特に状態図では、イベントとして他のオブジェクトとメッセージの送受信ができるので、複数の状態図にまたがってシミュレーションを行うことができます。
IBF は GUI だけでなく、データベース、ネットワークといった Java の各種インタフェースを編集・生成することができます。また、MDF で活用できるインタフェースの試作、およびUMLモデルの情報(モデルレベルの設計)を踏まえたインタフェースの構築もできるプロトタイピング・ツールを提供します。
IBF では、以下の機能を提供します。
IBF は JavaLobby によって開発されたオープンソースで提供されているGUI Builder のKorfeをベースに様々な機能拡張、追加を行う形で構築されています。
FCF は、XMI を使って UML の一部として表現されているモデル・オブジェクトと、Java言語で表現された実装オブジェクト間のフォーマットを相互変換する機能を提供する。
FCF は以下の機能を提供します。
FCF を用いることで MEF でモデリングされたシステムを Java のソースコードに変換できるため、モデリングからプロトタイピングあるいは実装段階へのシームレスな移行が実現できます。また、すでに作成された Java のソースコードから UML のモデル情報を作成することで、UML モデルから生成したソースコードに加えた変更などをモデルに反映させることができます。
DBF は、汎用オブジェクトデータベースで、ODMG 準拠(現在は一部)のオブジェクト指向データベースサーバとそのライブラリです。
DBF は、IIOSS 全体のリソースを管理する機能を提供し、
GUIによる操作も可能です。
また、リモート・クライアントからのアクセスも可能です。
DBF では以下の機能を提供します。
DBF は Gerhard Paulus 氏が構築したオープンソースOODBであるsOをベースに、独自の機能拡張を施し、構築されています。
IDE は、すべての IIOSS ツールを統合する環境を提供します。IDE は、各ファ
シリティが生成したリソースを管理します。また、これらのリソースをプロジェ
クトとして一元管理することができます。IDE は IBF と同じくKorfeをベースに構築されています。
IDE は以下の機能を提供します。